エクセルデータを処理する前にやるべきことの忘備録
人からもらったエクセルデータで大量の行数の処理するとき、例えば住所録、例えばPOSとかの商品データや商品POP用のデータとか。
これが結構やっかいもので、気を抜くとなんか変なことになってる。仕込まれている関数やセルについている名前、セルがマージされてたり、書式が入っていたりと様々。
だから、事故を防ぐために、最初にやること忘備録。
1、関数を値にする
関数をそのままにして処理を始めると、思わぬところでエラーになるから。
コピーして、値で貼り付けやね。
2、名前の削除
シート内に設定してある名前設定が処理の邪魔をする場合があるため。
セル範囲に設定してある名前は全部消しておく。
3、フィルタをオフにする
非表示行も対象とすることが前提の場合。
※非表示行は、対象外とする場合は、非表示行の削除が必要。
行を非表示にしているときもあるから、チェックしておく。
4、ウインドウ枠の固定を解除
----- べんりあつめ。-----
5、マージ解除
6、フリガナの削除
並べ替え時に意図しない順序になることを防ぐ。
これ、かなり落とし穴!
7、非表示シートの削除
これもなかなか気づかない。知らないで、マクロ処理とかさせると失敗の原因のひとつ!になる。
インストラクターのネタ帳ってサイトすごく便利です。↓
非表示の全ワークシートを削除するマクロ:エクセルマクロ・Excel VBAの使い方-Sheets・Worksheet
8、連続スペースをシングルスペースへ
意図せず入力されてある連続空白をひとつの空白に置き換える。
全部消してしまうと、要素の区切りで使われているところもあるので、ひとつは残す。
9、改行処理
検索置換で、Ctrl + J で、無しに置き換えるけど、中には、マクロでしか消せない改行とかあるから要注意やね。
10、エラー検索(#N/A)
11、文字化け(~?)
12、保存形式をxlsx形式に統一する。
とまぁ、こんだけ先にやれば、そこまでトラブルに巻き込まれないから、忘備録として!