心理学に基づく文字組版の設定ポイント

2020/03/18

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心理学に基づく、文字の字間や、行間の設定。
デザインする上で、、、
の前に、周りから自分のデザイン力を認めてもらっていない段階では、統計結果とか心理学とか、少しでも裏付けある法則を学んでおいて、セオリーってやつはぜひ知っておきたい。
それに、モノに限らず作るうえでは、「説明責任」は大切!
なぜその色にした❓ なぜその形にした❓ なぜそのフォントを選んだ❓
なんて、いろいろあるべさ🎓
わかりやすいのはフォント!
目立つように目立つようにと、線の太いフォントを選択しているケースがあるけど、太くなればなるほど、選択は要注意⚠
特に漢字は、複雑な漢字ほど、内側の穴が小さくなるから、ちょっと遠めで見ると、すごく判読しづらい文字になる。これが個人的にすご~くつらい。年のせいもあるんだろうけど💦
なので、考え方はいろいろあるだろうけど、少しでも基本をという意味で、、、

心理学に基づく、文字の字間や、行間の設定。

心理学上では、文字の間隔は、文字の大きさの25%。行の間隔は、文字の大きさの50~75%が、一番文字を読みやすい値というのが、統計結果として出ている。

1、フォントのウェイトに気を付ける。
ウェイト。フォントの太さを表す言葉。ライト、デミ、ボールド、エクストラボールドなどなど。
L、DB、B、EB、UB、なんて表示されてるやつ。
タイトルや見出しならわかるけど、本文の文字が太いと、作った本人は、目立たせるつもりで設定したつもりが、実は読み手は、非常に読みづらさを感じていることが多い。

太いフォントはなぜ読みづらいか!

一見、太い=目立つ! なんだけど、
文字が太いということは、文字1つをよく見てみると、漢字などの、内側の穴の部分や、横棒同士、縦棒同士の感覚は、非常に狭くなり、認識しづらくなる。
これが、文字の判読を妨げる要因として読みづらくなっていく。実際、EBやUBのフォントは、遠くから見ると、外側の形の認識ができなくなって、中の形が認識しづらくなっていく。

フォントのデザインにもよるが、ウルトラボールドなどは、非常に、文字の内側にある穴や、横棒や縦棒の間隔の隙間が狭くて、距離が離れると、すぐ認識がしづらくなる。
文字の外側の形だけで認識しやすい「ひらがな」や「カタカナ」「英数字」には向いているが、漢字には向かないウェイトだと感じる。(画数が少ない漢字ならOKだけどね)
なので、UBを使う場合は、非常にセンスが問われるところで、難しいウェイトだと思う。
けど、結構、チラシなどのタイトルで、乱発して使われている場合があるのが現実で、作り手が読み手側に回っていない例といえるかな。と、上から目線(笑)
確かに、表面積が多いと目を引くという意味では、正解なんだろうけど、読ませるという意味では考えさせられる一面。
だから、判読しづらさを犠牲にしても、目をそこに引っ張りたいという、その場その場に応じた、どっちに寄せていくかのバランスが大切!かなとさらに上から目線!で今回は終わっておこう!

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