RPGツクールMV と SMILE GAME BUILDER の違い
2018/03/28
5、イベントとツールとしての機能。
イベントなどの考え方は、ツクールと似ています。が、SGBは、イベントテンプレートと呼ばれるイベントのサンプルがあらかじめかなり用意されているので、ツクール系をしたことがない人は、このSGBの方がとっつきやすそうです。
イベントに限らず、機能的なものも、ツクールでは、プラグインで実現している部分を、SGBは、標準機能として載せている部分も多く見られました。
6、視点。
ゲーム時は、SGBは、一人称視点と、プレイヤーを背後から見た視点の2通りが選択可能です。一人称視点は、将来、VRと接続できるようになれば、すごく面白そうではあります。そんなワクワク感を感じさせます。ただ、現状、会話などイベントに接触するのが難しかったり、操作に関しては、調整が必要と感じます。慣れの問題かもしれませんが。。。マップ作りは、面白いですね。簡単に3Dマップが作れるように、いろんな操作の工夫があります。
7、webやモバイル対応は、ツクールの独壇場です。とうとう、SGBも、ブラウザに対応!(モバイルは未対応)
ここが、現状、私にとっては、大きな違いでしょうか。やはりツクールのweb対応は、作ってすぐ公開。スマホやパソコンのブラウザで出来るってところが大きいですね。すごく楽しいし、この部分は、ワクワク感しかありません。
今のところ、SGBは、9月8日発売ということで、体験版でしか確認できませんが、公式ページやマニュアル、体験版で確認してみる限りでは、webやモバイル対応の記載はないので、おそらくスタンドアロン型のゲームファイル書き出しのみかと思います。バージョンアップで、いつかwebとモバイル対応もしてもらいたいですね。きっとそのときは、さらにブレイクするんだと感じます。
ようやく、SGBも、ブラウザ対応しました。Unity というソフトを通して、html形式への書き出しが可能です。SGBも、拡張機能にあたる、SMILE GAME BUILDER Exporter for Unity 5.6 というものを、SGB 本体と別に購入が必要です。これで一度、Unity 用に書きだしたファイルを、Unity 側で開いて、html 形式に書きだすといった流れになります。ツクールはダイレクトに、htmlへ書き出せるので、手軽さは、ツクールに軍配が上がりますが、3Dゲームをブラウザ公開できるというだけでも、すごく素敵な時代になったなぁと感じます。タイトル画面に漕ぎ付くまでのロード時間がネックなので、時間と共に解決されていくことを願うばかりです。
まとめ
一般的に、3Dの方が、ビジュアルのインパクトは強いと思いますが、2Dや3Dという点は、内容にもよるし、好みの問題だと思っています。2Dには2Dの良さがあり、3Dには3Dの良さがありますよね。それに、3Dになると素材作りがすごく大変だし。
モバイル視点で考えれば、web対応のいうところのモバイルでのブラウザでもゲームが出来るツクールは、ツールとして考えれば、かなりアドバンテージがあるように感じます。また、プラグイン機能の有り無しも、ユーザーの自由度には大きく関わってくるので、早く、SGBもweb対応(ブラウザ対応)と拡張機能が付加されればいいですよね。
とはいえ、SGBも、3Dでありながら、ブラウザ対応(モバイルは未対応)になり、さらに楽しみが広がりました。
イベントテンプレート呼ばれるイベントサンプルが多数用意されているSGBではありますが、ゲーム全体の理解を深めるには、ツクール公式ページに用意されているような、初心者講座的なページが、SGBにも早く欲しいところです。
ツクールでさえ、今回のMVデビューなので、覚えることだらけの毎日ですが、作るってやっぱり楽しいですよね。。。<`~´>
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