AWS の 10分学習!
2020/03/18
----- べんりあつめ。-----
AWS Amplify は、Webアプリケーション及び、モバイルアプリケーションの開発に必要な JavaScript ライブラリを提供し、改良や再配布が許可されている OSS オープンソースソフトウェアとして、github で公開されています。Amplify は、ユーザー認証機能やサイト分析など、豊富な機能を簡単に利用でき、Web アプリや、モバイルアプリ開発をサポートします。
さらには、AWS Amplify を使って Webアプリやサイト公開をすると、99.999999999%の耐久性を提供するといわれる Amazon S3 というクラウドストレージと 大量のアクセスに耐えられる AWS の CDN コンテンツ配信ネットワークの Amazon CloudFront が自動的にセットアップされる仕組みになっています。
そしてアプリケーションでクラウドから簡単にリクエストすることを可能にしているのが、AWS AppSync。
GraphQL を使用しているため、自由度の高い表現が可能で、リアルタイム更新処理が可能です。
豊富なチャット向け機能が充実していて、オフラインでもデータの追加更新が出来るように、オフラインプログラミングモデルがサポートされています。複数ユーザーの同時更新においては、データ競合問題を解決するルールがすでに組み込まれているので、マルチスレッド処理など、実装を大きく短縮します。AWS AppSync は、イベント発生時にコード実行する AWS Lambdaや、NoSQL データベースサービスの Amazon DynamoDB、インデックス化や管理検索が容易な Amazon Elasticsserch がサポートされているので、検索、複雑なクエリやマッピング、テキストの全文検索、あいまい検索やキーボード検索、位置情報検索などが操作可能です。
分析、マーケティングを含めて、モバイルプッシュ、Eメール、SMSなどで、ユーザーにプッシュ通知したいなら、Amazon PinPoint。
配信スピードの調整も細かく対応可能で、アクティブユーザー数、新規ユーザー数、キャンペーン結果に売り上げ状況など、様々な分析が可能で、さらに細かい分析をしていきたい場合は、大規模なデータをリアルタイムで収集・処理・分析が可能な Amazon Kinesis との連携も可能です。
BIツールとは、ビジネスインテリジェンスツールの略で、大量のデータをもとに様々な分析を行い意思決定を助けるツールのことで、AWS では、Amazon QuickSight という見える化ツールを提供しています。
ソフトウェアのインストール、アップグレードなどが不要で、使った分のみ支払うというサービスで、年契約することでさらに低価格での利用が可能となります。アプリケーションに組み込むことが可能で、分析結果の見える化を実現できます。機械学習の機能も実装しているので、異常検知、予測、自動で分析結果を文書作成という機能もあり、専門家がいなくても BIツールを使うことができるようになっています。例えば、在庫データに異常値があっても、今までは大きな損失に繋がらない限り気づかなかったことも、異常値アラートで迅速に知らせてくれます。