RPGツクールMZ 019 見ながら聞くだけで学んだ気になる初心者講座 (イベントの簡単作成)


RPGツクールMZ 019 見ながら聞くだけで学んだ気になる初心者講座
(イベントの簡単作成)

今回は、誰でも簡単、イベントの簡単作成。

イベントの簡単作成では、4つのイベントが自動で作れます。

1、移動
2、扉
3、宝箱
4、宿屋

右クリック ⇒ イベントの簡単作成
これで、それぞれ選んで、自動で作れるわけですが、ショートカットまで用意されています。

移動なら、Ctrl + 1
扉なら、Ctrl + 2
宝箱なら、Ctrl + 3
宿屋なら、Ctrl + 4

では、まずは、移動を作ってみましょう。

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----- べんりあつめ。-----

移動は、透明なイベントです。
その場所にくると、指定の場所にワープします。
基本的には、使用シーンは、マップの画面切替や、階段といったところでしょうか。
移動先に設定するポイントとしては、画面切替時に、マップの端っこを設定するのではなく、1つ先のタイルに移動先を設定します。
そうすることで、間違ってマップ移動してしまったときに、すぐ反対側に移動して、前のマップに戻ることが出来ます。
こうすることで、プレイヤーは、違和感なくマップの行き来をすることが出来ます。

では、もし、マップの端っこに移動先を設定していた場合はどうでしょうか?
この場合、移動後に、すでに元のマップに戻るイベントの上にいるため、一度、進んでから、戻る必要があるため、プレイヤーにストレスを与えてしまいます。
マップ移動設定の基本として覚えておきましょう。

ちなみに、移動イベントの実行内容を見てみると、
イベントコマンド2にある「SEの演奏」をさせてから、同じく2の「場所移動」が設定されています。

次は、扉。
扉は、さっきの移動イベントにグラフィックを表示を追加してアニメーションさせています。
扉のアニメーションは、縦に3つのグラフィックで構成されていて、イベントコマンド2にある「移動ルートの設定」で、ウェイトで少し間を置いてから、
扉の画像をひとつずつゆっくり表示させています。
左を向くとか、右を向くとかが意味不明な人は、一度グラフィックを人に切り替えてみれば、だいたい察しがつくと思います。

次は、宝箱。
宝箱になると、少し仕掛けが必要になってきます。
前回説明した、セルフスイッチを使います。
なぜかというと、先に説明した、移動や扉は、何度も繰り返し使うイベントになりますが、宝箱は、一度開けると開いたままにしておく必要があります。
つまり、イベントページを2つ用意して、空いていない宝箱と、空いた後の宝箱のイベントが必要ということです。
開いていない宝箱のイベントページでは、宝箱のアニメーションをさせて、セルフスイッチAをオンにして、所持金を増やすという処理をしています。
さらに、宝箱を開けたことによって、何を得たのかの説明を文章表示しています。
そして、それ以降は、セルフスイッチAをオンにしたことによって、宝箱を調べても、
イベントページの2ページが実行されるので、開いた状態で何も起きない宝箱が実現できる仕組みです。

最後、宿屋です。
これを作成すると、宿屋の店主が作れます。
泊まるか聞いてくるので、「はい」を選択すると、お金を10以上持っているときは、
1、所持金が10減る
2、画面が暗くなる
3、SE鳴らす
4、画面を暗くする
5、全員、すべてを回復
6、画面が明るくなる
って、イベントコマンドが実行されます。

画像をクリスタルっぽいものに変更して、「文章」や「選択枝の表示」を消して、前回復のみにすれば、
接触するだけで、全回復するクリスタルみたいなものが作れますね。

イベントの簡単作成で、実行内容で、どんなイベントコマンドがどう使われているかを確認するだけでも、
なんとなくイベントの作り方がわかる感じがしますね。
まずは、用意されているイベントコマンドでどんな演出や仕組みが作れるかをいろいろやっていきたいと思います。


以上、はじめから用意されている「イベントの簡単作成」でした。
次回からは、イベントコマンドを確認してみましょう。
それでは、またまた。

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