エクセルのリストに入力している個別の内容を複数の人にそれぞれ個別にメール送信する方法
エクセルで管理している情報を利用して、個別にメールで案内することが増えてきたので、コピペ間違いしないように、管理しているエクセルに関数加えて簡単にメール送信できるようにしてみた!
ま、簡単に言うと、エクセルリストの内容を簡単にメール送信する方法!って感じです。
最近、社内の人に同じ文面で、一部だけ違う内容(ここがエクセルで管理している内容:何かのサービスのIDとか)に差し替えてメールすることが多くなってきた。
コピペミスや、同じ操作の繰り返しも面倒だったので、どうしたものかと。
ファイルメーカーでもいんだけど、やっぱりエクセルが手軽だし、今管理しているのもエクセルだし、エクセルでどうにかならないかと。
一度に、100とか200だと、別案がいいけど、今は、都度案内とか、10数件くらいなんで、ポチポチメール送信ボタン押しながらでもOKな感じなので、エクセルのリストを利用して、1行ずつ手動で処理できるように考えてみた。
定期的に、数件の個別の案内するときは、この方法が確実に内容も確認できて便利かも。エクセルならみんな使えるし(笑)
メール送信したい行のA列の「送信」ってリンク文字をクリックすると、メーラーが起動して、メールアドレスから件名、内容とすべて入力した状態で起動するって感じ!あとは、送信ボタンを押すだけ。
CCとか、BCCも自動で入力出来て便利。ccやbccに複数設定したい場合は、「,」カンマで区切ります。
----- べんりあつめ。-----
方法は、「=HYPERLINK("リンク内容","セル内の表示内容")」って関数使います。
添付エクセルファイルを使えば簡単だけど、後で自分で思い出しやすいように、詳細記録。
シートは、2つ。
左がメインシートであり管理シートとして使う。
右は設定シート的なもの。
■サンプルファイル■↓
エクセルリストから確実簡単メール送信.xlsx
ここから、忘備録↓
=HYPERLINK("リンク内容","セル内の表示内容")
リンク内容のところには、メール内に記述する内容を記載します。
mailto: で送信先(abc@abcdef.com)
?subject= で件名
&body= で内容
と、大きく分けるとこんな感じ。
=HYPERLINK("mailto:abc@abcdef.com?subject=件名です&body=内容です","送信")
これを、使いやすいようにセルに入れます。
おまけで、CCとBCCも設定します。
A2= 関数入れるセル
B2= 送信先
C2= CC
D2= BCC
E2= 件名
F2= メール本文
そうすると、こんな感じ。
=HYPERLINK("mailto:"&B2&"?&CC="&C2&"&BCC="&D2&"&subject="&E2&"&body="&F2,"送信")
さらに使いやすいように、F2 の本文は分割します。
G2= 1行目
H2= 2行目
I2= 3行目
J2= 4行目
K2= 5行目
L2= 6行目
M2= 7行目
N2= 8行目
O2= 9行目
P2= 10行目
Q2= 11行目
R2= 12行目
S2= 13行目
T2= 14行目
U2= 15行目
これを、F2 の関数として、設定しておきます。
F2 には、
=G2&"%0a"&H2&" 様"&"%0a"&I2&"%0a"&J2&"%0a"&K2&"%0a"&L2&"%0a"&M2&"%0a"&N2&"%0a"&O2&"%0a"&P2&"%0a"&Q2&"%0a"&R2&"%0a"&S2&"%0a"&T2&"%0a"&U2
まとめると、
A2 には、=HYPERLINK("mailto:"&B2&"?&CC="&C2&"&BCC="&D2&"&subject="&E2&"&body="&F2,"送信")
F2 には、=G2&"%0a"&H2&" 様"&"%0a"&I2&"%0a"&J2&"%0a"&K2&"%0a"&L2&"%0a"&M2&"%0a"&N2&"%0a"&O2&"%0a"&P2&"%0a"&Q2&"%0a"&R2&"%0a"&S2&"%0a"&T2&"%0a"&U2
上記設定して、
1行目に以下の項目名を入れて使います。
A1= 送信
B1= メールアドレス
C1= CC
D1= BCC
E1= 件名
F1= 内容
G1= 1行目
H1= 2行目
I1= 3行目
J1= 4行目
K1= 5行目
L1= 6行目
M1= 7行目
N1= 8行目
O1= 9行目
P1= 10行目
Q1= 11行目
R1= 12行目
S1= 13行目
T1= 14行目
U1= 15行目
そうすれば、すごく便利な簡単メール送信ツールが完成です。
上記内容は、本文15行バージョンなので、行数を減らしたい人は、シート右側のそれぞれの行数のC列に置いている関数を、テキストモードでコピペしてあげればOK。
特に、ユーザー単位で、都度追加されるケースで、IDパスワードなどを管理して、個別に案内するケースには、使いやすいツールです。